US Original, 若干の表面スレ在るが十分キレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
Polydor→Desret Moon/UA→Roadshaw/UA→Roadshaw/RCA→Columbiaと、
レーベルの再編に常に翻弄されてきたEnchantment。
特定のレーベルの「看板」Artistという立ち位置を得られなかった事が、
彼らに対する認知度が低い一番の理由だろう。
どのAlbumも十分に評価できる内容だが、全体的な完成度は特に尻上がりに良くなってきていて、
'83年のColumbiaのAlbumなんかは名盤の部類に入るとさえ思う。
ただ、完成度は上がってきたのに反比例するカタチでセールス自体は落ち目になってゆく。
で、このベテラングループ、最後の棲み家はなんとPreludeなんである!
それもPreludeが事実上新作をリリースしなくなる'86年のわずか1年前の'85年リリース.。
完全に旬を過ぎていたPrerudeを最後の棲み家に選んでしまったところも、
最期まで「ツキ」のなかったグループの運命だったのかもしれない。
結局Albumは出ずじまいで、この12"が彼らの最後の作というワケ。
ProducerはMichael Stokesで仕上がり的にはPreludeというより、同時期のMCAモノみたいな感じ。
コレがもしもMCA産で、ちゃんとAlbumまで出ればそこそこ売れたんじゃないかと思うと、
余計に物哀しい感じがしてしまう。
仕上がりも、イワクの付き具合も、'80s Soul/Funkファンには十分オイシイんじゃないかな?
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/639402
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=TMSTPXh8iKQ