UK Original, ジャケ在り（折れジワ在り）＋Promoステッカー！, Green Vinyl！,
若干の表面スレ在るがそこそこキレイな部類
お待ちど〜さま！の再入荷。
さて、笑い話をひとつ。
日本には世界レベルのテクを持ったDJも多いし、世界的に有名なDancerも大勢居る。
だけど、MCとなると、ど〜しても言葉のカベが在る為に、世界レベルの英語を操る日本人MCは少なく、
結局「日本語Rap」ばかりが浸透した結果、今やJ-PopでさえRapはアタリマエとなって久しい。
Groovaholiksが、Japanese Hip Hop、いや、日本語Rapを、
一切フォローもしないしサポートもしないのは、
「メッセージ」を日本語Rapというスタイルで表現する事は認めても、
日本語Rapのサウンド的な「質感」が、英語Rapのそれに比べて圧倒的に、決定的に劣るからだ。
Internetが普及する以前は、レコードやCDにLyricシートが付属していなければ、
RapのLyricを知り、学び、マネる事ができなかったけれど、
今やHip Hop ClassicsのほとんどのLyricは、Web経由でいくらでも入手が可能だ。
ならば、日本語でRapする事よりも、やはり英語でRapする事にこそチャレンジするのが筋のように思う。
この曲がリリースされた'83年当時の日本では、まだまだRapを聴いている人はヒジョ〜に少なく、
そもそもRapのレコード自体が、ほとんど入手できず、
そのうえ、SugarHillモノにせよ、Profileモノにせよ、
入手可能だったレコードには、当然ながらLyricシートも付いていなかった。
そんな折にリリースされたGrandmaster Flashの"New York New York"、
このUK盤はジャケ付きで、なんとUK盤のみLyric付きだったのだ！
https://www.discogs.com/release/80211
早速毎日のようにレコードを聴きながらRapを練習（爆）したものの、そりゃ〜やっぱり難しい。
で、ほぼ同時期にリリースされたWhodiniのデビューAlbumには、
全曲のLyricsを記したインナーが付いていた。
https://www.discogs.com/release/85405
"Rap Machine"は速過ぎてマネできないけど、
この"Haunted House Of Rock"と"Magic's Wand"ならイケそうな気がする（爆）。
そのうえ、前述のような、「Rapとしてのサウンド的な質感」も申し分ない。
そんなこんなで、毎日この曲と"Magic's Wand"でRapを練習し、あれから30年近く経った今でも、
オレ様はこの曲のRapパートをほぼ完全に「歌い切る」事が出来る（爆）。
バッカじゃねぇ？
と思われても全然構わん。
自分にとって大事なのは、自分が他人の目にどう映るかではなく、
自分で自分のやっている事に自信を持てるかどうかであって、
それこそがHip Hop精神の根本的、かつ、最も重要な部分なのだ。
この曲に、Whodiniに、Old Schoolに、Hip Hopを感じないという人達は、
実は丸っきりHip Hopを理解しちゃあいないんだと思うね。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/95057
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=BtoWsqgP_vQ (Extended Vers)
https://www.youtube.com/watch?v=rptbCpM5k3k (Vocoder Vers)
