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商品詳細

Fatback - On The Floor LP

販売価格: 1,210円(税込)
JPN White Label Promo!(見本盤), ジャケ在り(帯在り・傷み), ライナーノーツ在り,
僅かな表面スレ在るが非常にキレイな部類

掟破りの日本盤放出!

'80s Funkの醍醐味が凝縮された名盤のひとつ。
世界的にも見ても、FatbackのAlbum群に対する人気と評価は、
まだまだ、ど〜しても、'70年代、それも初期のAlbumにばかり集中しがちだけど、
'80年から'85年にかけて9枚もリリースされたAlbum群のクオリティの高さは、
'70年代のAlbum群と比べても何らヒケをとらない。

それほどまでにクオリティが高いにもかかわらず、
実は'80年代に入ってからも、Fatbackの数々の人気曲・代表曲は、
キチンと12"で正規盤化されていないケースが多い。
'83年のAlbum "Is This The Future"までは、1枚のAlbumにつき、12"はほぼ1枚づつくらいしか存在せず、
しかも、そのほとんどはPromo止まりだ。

よ〜するに、Fatbackは、12"や7"ではなく、Albumの制作にこそ重点を置いていたのだろう。
シングルがキチンとCutされないんだから、当然ながらチャートアクションも芳しく無く、
USチャートの最高位は、'80年の"Backstrokin'"がR&Bチャートでの3位を記録したのが最高で、
後はほとんどが10位以内にさえ遠く及ばない。
その"Backstrokin'"でさえ、US盤12"はPromo止まりだもん(笑)。

ビッグHitが無いのだから、当然ながらAlbum群に対する認知度も低いワケで、
認知度が低いから、それがそのまま過小評価につながってしまうという悪循環に陥ってしまいやすいのが、
Fatbackの'80年代のAlbum群の特徴だと言ってもいいくらいかもしれない。

だが、ビッグHitも無いし、12"はPromo止まりモノだらけで、Albumもさほど認知されていなかったが為に、
Fatback作品群は、12"も7"もAlbumも、その全てが'90年代初頭くらいから、
Funk愛好者の間ではとっくにマニアックな人気を獲得していた。
'70年代初期の作品群は、最も早いくらいのタイミングで「Rare Groove」視されて激しく人気化し、
'80年代の作品群は、知る人ぞ知る「隠しダマ」視されて地味ながら根強い人気をキープし続けた。

このAlbumからも、12"としてはTitle曲がPromoでリリースされただけなのに、
全曲12"化したってイケたんじゃないかとさえ思うほどに、その内容は文句無しに素晴らしい。
FunkサイドとMellowサイドに分けられてはいるが、
Mellowサイドにも"Hip So Slick"のような重量級のFunk Tuneが含まれていて、
Fatback作品のキーワードのひとつである、
「硬派」感と「ヒネクレ」感は脈々と受け継がれている事を確認できる。
単に甘ったるいだけのMellowモノなんて、Fatbackはゼッタイにやらんのさ(笑)。

サスガというか、ヤッパリというか、YouTube上には、このAlbumの全ての曲の音がアップされていた。
まだまだ認知度は低いし、まだまだ正当な評価にも程遠いけれど、
それでも着実に「世界の耳」は、このAlbumも含め、Fatbackの'80年代の作品群をも、
ようやくキチンと再評価できるようになってきたって事だわネ。
アナタにもきっと、今なら、今こそ、ようやく、
この盤のクオリティの高さを、改めて実感していただけるんじゃないかと思う。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/20081803

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=ThSMrw3bp50 (On The Floor)
https://www.youtube.com/watch?v=0Ey0wf9P8LA (U.F.O)
https://www.youtube.com/watch?v=2d-zZjkXytY (Burn Baby Burn)
https://www.youtube.com/watch?v=mLfy-WDm38Y (She's My Shining Star)
https://www.youtube.com/watch?v=YuR9bkfqc68 (Hip So Slick)
https://www.youtube.com/watch?v=dnph1Mzx42Q (Do It To Me Now)