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商品詳細

ABC - The Lexicon Of Love LP

販売価格: 1,100円(税込)
数量:
US Original, ジャケ在り(シュリンク), Originalインナー, 僅かな表面スレ在るが非常にキレイな部類

超久々、8年ぶりの再入荷。
特大Hitなので、国内では日本盤ばかりが圧倒的に多く流通していて、US盤は少ないのよね〜。

自分が毎日Discoに通っていた'82年当時を振り返る時、思い出される数々のDisco Hitに、
正直、ほとんどUS産のSoul/Funkは無い。
ほぼ唯一の例外と言って良いのは、'82年リリースのZappの2nd Albumだが、
それも、当時っから大好きだったワケじゃなく(笑)、自分が歳と年を重ねるに従って、
Zappの2nd Albumこそが'80s Funkの代表傑作と理解し、
納得し、愛聴し、崇拝するようになっていったのであって、
むしろ、当時はほとんど聴かなかった記憶さえある(笑)。  

じゃあ、'82年と言うと何を思い出すかと言えば、
世界的に猛威を振るったUK産の、いわゆるBrit-Pop/Synth-Pop群だ。

Disco/Dance Musicは、Black Music、すなわちSoul/Funkといった黒人音楽の延長線上にある、
という概念が大きく「歪んだ」のが'81年〜'83年であって、
NYではPreludeからD-TrainがHitを連発したが、世界的なトレンドは完全にNY<Londonだったように思う。

当時はBrit-Pop/Synth-Popという「総称」は一般的でなく、単に「New Wave」と呼ばれていたが、
この「New Wave」勢が、Disco MusicをDance Musicに、
Dance Musicを一般的なPop Musicへと変化・浸透させるのに、
ヒジョ〜に大きな役割を担った事に疑いの余地は無い。

Human League、Yazoo、Culture Club、Clashの"Rock The Casbah"もKajagoogooも、
後にArthur BakerがProduceを買って出るFreezeの"I.O.U"も、New Orderの"Confusion"も、
み〜んなUK産Brit-Pop/Synth-Pop群だ。
Synth-Popというカテゴリーに、当時のUSサイドで対抗できたのは、
前述のD-Trainと、Canada出身の白人だったGino Soccioくらいだろう。

言い換えれば、'82年当時、世界の音楽の中心はNYではなく、UKであって、
かつ、トレンドはUS産のDiscoでもModern Soulでも'80s Funkでもなく、
完全にUK産Brit-Pop/Synth-Pop群だった。

このABCもUK出身で、このデビューAlbumは'82年リリース。
全世界レベルでの特大Hitとなった"The Look Of Love"を収録している。
"The Look Of Love"には、Part 1から4までの「EU向け」Versと、
US盤12"に収録された、「US向け」Remix Dubが存在するが、
US盤で12"化されているのは、そのUSA Remix DubとPart 3のカップリングのみ。
ストリングスを多用したInstのPart 2、ビートを強調してストリングスを抑えたPart 3、
そのPart 2とPart 3の「良いとこどり」なPart 1と、どのVersもマストなんだが、
じゃあ、全部揃えようとなると、UK盤12"とUS盤12"の双方をGetする以外に手段は無い。

ただ、Part 2<USA Remix Dubという評価が一般的なので、Part 2をスキップするのなら、
US盤の12"と、このUS盤LPの2枚を持っておけばOK。
LPならば、"Show Me"や"Poison Arrow"も収録していてお得だもんネ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/438698

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=GvyLzOaPAEI (The Look Of Love Pt.1)
https://www.youtube.com/watch?v=0TOL9Cpua6s (Show Me)
https://www.youtube.com/watch?v=LoNt2xQViCQ (Poison Arrow)