UK Original, ジャケ在り, A面は僅かな表面スレ在るが非常にキレイな部類,
B面は軽微な表面スレ在るがキレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
曲名ど〜りに(笑)、降参〜ん!、も〜、ど〜にでもしてっ!と言いたくなっちゃうくらいにカッコ良い、
'80年代半ば過ぎの大傑作歌モノ。
特に、この曲の12"群の中でも、メインMix的存在であるStuff Gun Mixのカッコ良さは尋常ではない。
残念ながら、コレを大箱のClubで聴いた事は数えるほどしか無く、
なんで、こんなにもカッコいい曲を、みんな、ちゃんとPlayしないのか、常々不思議に思ったものだ。
Dance/Disco Classicsと言えば、Garage/Loftだと思い込んでしまっている、
頭でっかちヤロ〜ばかりで腹立たしいよ、ホントに・・。
で、US正規盤は、このStuff Gun MixをメインのA1に収録してはいるものの、
両面共に2トラックづつであるのに対し、
このUS Promoでは、Stuff Gun Mixを1面切りしている。
つまり、Stuff Gun Mix狙いならば、このPromoこそオススメというワケだ。
だがこの盤、日本はおろか、US国内でも見かける機会は少ない。
なぜだか、解るかな?
コレ、実は、決して品薄なワケではないように思う。
むしろ、「正しく」探せば、それなりに捕獲可能なタイプの盤だ。
ちょっと考えてみれば、すぐ解る事なんだけど、
この盤、当然、R&B/Soulのコーナーには置かれていたりはしない。
よ〜するに、R&B/Soulなり、R&B/Hip Hopなりの、それも12"コーナーには並んでいないのが普通だ。
そ〜すると、Rock/Pop 12"か、'80s 12"か、もしくはSwing Out Sister専用のコーナーを探さねばならない。
で、今や、大抵のレコ屋では、Rock/Pop 12"コーナーも、'80s 12"コーナーも、
ましてや、Swing Out Sisterのアナログ専用のコーナーも、とっくに無くなっているのが普通だ。
つまり、この盤を置くに、並べるに相応しい場所が無い。
じゃあ、ど〜する?
そう、ジャンル分けなんかする必要の無い、ゴッタ煮の$1コーナーに入れられちゃうのだ(笑)。
置いとくに相応しい場所が$1コーナーしかないので、
当然ながら、レコ屋は、この盤を買い取るのを控えるようになってしまう。
だからこそ、この盤を見かける機会は、必然的に少なくなっちゃうワケだ。
この盤を捕獲したいなら、とにかく$1コーナーを片っ端から漁るしかないんだが、
それじゃあ、手間ばっかりかかって割に合わない。
そのうえこの盤は、万年安レコ的な認識が定着しているから、安価でしか売れない。
結果、この盤は買い付け部隊にも敬遠され、無視されてしまい、日本に持ち込まれる事も少ないのだ。
そんなふうに、内容は最高なのに、思いっきり不幸な盤だからこそ、余計に思い入れが強くなる。
ゼッタイのオススメ盤だと言い切れるよ、マジで。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/70343
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=-J1Je0te3QM (Surrender)