US Original, 黒プレーンジャケ+インデックスステッカー, A面ラベルに◎印ステッカー在り,
軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
Unidisc再発盤ばかりで凹んでいたアナタに今回はUS盤オリジを!
押しも押されぬClassicである事に間違いは無いんだが、
コレがそもそも「隠しダマ」だった事を理解している人は、意外と少ないんじゃないかと思う。
Mel Brooksは有名な喜劇役者であり、音楽活動は単なるお遊びにすぎない。
伊東四郎の「電線音頭」や、ドリフの「ヒゲダンス」と同じノリなのだ(爆)。
Rapはムチャクチャなんだが、曲自体の雰囲気とわかりやすいコーラスフックがカッコ良過ぎる。
しかもBoogie/Disco系の人気レーベルWMOTモノ。
じゃあ「隠しダマ」として使っちゃおうというのが始まりだった。
この曲が日本のDiscoでもPlayされ始めた時には、この曲は誰の曲なのか、
なんというTitleなのかさえ、全く知られていなかったハズだ。
だから、この曲を聴いて、'82、'83年当時を思い出して懐かし〜なんて言っているヤツは、
大ウソつきヤロ〜なのさ(爆)。
当時Discoに毎日行っていたオレでさえ、
この曲がMel Brooksの"It's Good To Be The King"という曲だという事をようやく知った'84年頃には、
既にこの盤を日本で入手するのは不可能な状況だった。
初めて自分用の盤を買ったのは、初めてLAでレコ屋に行った'87年で、
今は無き名店World Of Recordsで$2くらいで買ったのを覚えている。
'90年代に入ってからも、この曲を使う人は増え続け、ジワジワと知名度が上がったものの、
12"だけでリリースされた「隠しダマ」だったハズの曲なので、当然ながら盤はなかなか入手できない。
入手困難だからこそ、レアOld Schoolみたいな扱いを受けて、更に知名度は上がってしまう。
ようやくUnidiscから再発が出たのは、確か2000年ぐらいだったと記憶している。
再発盤とはいえ、ようやく盤の入手に困らなくなった事が、
この曲が押しも押されぬClassicとして扱われるようになる決定打となった。
つまり、この曲が、Classicとして認識されるようになったのは、2000年以降くらいからであって、
それまでは、やっぱり、DiscoやClubに頻繁に出掛ける人しか知らないタイプの曲だったワケだ。
今となっては、言うまでも無く、街に溢れるUnidisc再発盤に盤としての価値は全く無い。
'80年代や'90年代に比べて格段に入手しやすくなったOriginal盤に、
一刻も早く、今のうちに買い換えておくのが賢明だと思うナ。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/478822
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=TXT-nYHOLsU