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The Quick - Rhythm Of The Jungle/To Prove My Love 12"

販売価格: 330円(税込)
数量:
US Original, 表面スレ多いが普通の中古盤レベル

お待ちど〜さま!の再入荷。

Quickと言えば"Zulu"だという思い込みは、間違いでは無いにせよ、
むしろ、若干、浅はかな知識じゃないだろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=Ugz5yiosXf4 (Quick "Zulu")

そのDub感覚の強い仕上がりっぷりから、確かに"Zulu"はClub Classicとして扱われてきたが、
当時、より一般的で、Discoでポピュラーだったのは、
むしろこの"Rhythm Of The Jungle"の方だったように記憶している。

Dubというモノが、Versのひとつとして盤に収録されるようになるのは、確かに'82年頃からなのだが、
Disco/Clubシーンにおいて、Dubが本格的に重要視されるようになるのは、
'83年頃から、もしくはもっと後になってからの事のように思う。

つまり、'82年頃までは、やっぱり、Disco/ClubではVocal入りのVers、
もしくそれに準ずる「Remix」こそがメインだったワケだ。
Yazooの"Situation"にしろ、Rockers Revengeの"Walking On Sunshine"にしろ、Freezの"I.O.U"にしろ、
Clashの"Rock The Casbah"にしろ、Dub Versが有名な、こ〜した'82年のDisco/Club Hit群も、
'82年当時はVocal入りのメインVersこそが使用され、
Dub Versが本格的に使われるよ〜になるのは、もうちょっと後になってからだ。

で、例の、「アノ曲」で(笑)、Dub Versが市民権を得るまでになったのも、
やはり'84年のリリース以降、しばらく経ってからという事になる。
https://www.youtube.com/watch?v=HrA6JFvo74M (Aleem "Release Yourself" Dub) 

そ〜すると、"Zulu"の持つDub感覚が評価されるようになったのも、実はリリース時の'82年当時ではなく、
若干のタイムラグを経た'83、'84年頃からだった可能性が高い。
いわば「後付け」的にClassic化したワケだ。

一方で、この"Rhythm Of The Jungle"は、Michaelの"Thriller"あたりが登場するくらいまで、
実際に、東京の各Discoでも、ピークタイムの一角を担う1曲だった。
週に7回Discoへ通っていたオレ様が言うんだから、間違いなんてゼッタイにない(爆)。

白人BandによるDiscoモノなので、極端に認知度が低いが、その分意外性と隠しダマ度は驚異的に高く、
当時、Discoに通い詰めたという人達をも驚かせるに十分のブツだと思う。
12"には中盤以降に、長めのDisco Breakがあって超使い勝手が良く、
'82年にしてはクリアなうえに非常に深みのある音質で最高っ!

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/450605

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=8NEXFKy3k0w (Rhythm Of The Jungle 12"Vers)