US Original, ジャケ在り(目立つ背傷み5cm/リングウェア), Orange Vinyl!,
表面線スレ在るがごく普通の中古盤レベル
お待ちど〜さま!の再入荷。
ちょっと小難しい話かもしれないが、
ここでは「Make A Differnce」=「進化・進歩」についてお話してみよう。
オレ様は'65年生まれなので、とっくに「オヂサン」である事は自他共に認めるところだが、
常に「進化」は目指しているつもりではいる。
大した努力はしてないんだけれど、オレ様は10代の頃から、そして今なお日常的に、Hip Hopに接してきた。
50歳を過ぎたオヂサンが、こうして日常的にHip Hopに接している事自体が、
十分過ぎるくらい「Difference」なんだと思っている。
だが、単なる「懐古趣味」とも「違う」。
その「違い」の証明として最もわかりやすい例が、
オレ様がQuannum/Solesidesモノを好んで聴くという点だ。
オレ様の周りに、
例えばこのLatyrxを知っている50歳のオヂサンやオバサンの知り合いはモチロン1人もいない。
それはちょうど、オレ様が17歳だった頃、
オレ様の周りにGrandmaster Flashを知っている人間が1人も居なかったのと同じだ。
インターネットの普及のおかげで、様々な情報に瞬時にアクセスできるようになり、
同好の士とも繋がれるようにはなったが、
それでも好きな音楽を探し求めて「Diggin'」する事は、結局のところ「単独作業」であって、
その「単独感」に慣れ、親しみ、楽しめるくらいにならないと「違い」は生まれない。
Hip Hopは「自己」という「アイデンティティ」を「進化」させる意味で、
ヒジョ〜に有効かつ精神的でイデオロギー的な側面を持っていて、
大騒ぎされてきた「ファッション」面でのHip Hopはとっくに「死んだ」が、
「精神」としてのHip Hopは、個人個人の「単独作業」の中で脈々と生き続けて「進化」している。
それを最も身近に感じる事ができるのが、
Lyrics Bornであり、Lateefであり、DJ Shadowであり、Quannum/Solesidesモノなのだ。
彼らを知らずしてHip Hopを語るのは、
Funkadelicを知らずにFunkを語るのと同じくらいに罪深いと思うネ、マジで。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/387019
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=GvHd7stYOnk (Lady Don't Tek No)
https://www.youtube.com/watch?v=BkfeOwSeBSE (Rankin' No.1)
https://www.youtube.com/watch?v=qEUmL8pnpps (Cloud #9)