US White Label Promo!, 若干の表面スレ在るが十分キレイな部類
★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★
お待ちど〜さま!の再入荷。
白ラベルぅぅぅ〜!
'80年のLonnie Love名義の"Young Ladies"の作者は、
後にProfileからDr.Jeckyll & Mr.HydeとしてデビューするAndre "Dr. Jeckyll" Harrell、
Alonzo "Mr.Hyde" Brownに、AleemのTaharqa AleemとTunde Ra Aleemを加えた4人の共作。
Lonnie Loveというのは、ど〜やら、Dr.JeckyllとMr.Hyde2人の事を指すのではなく、
あくまでもAlonzo "Mr.Hyde" Brown1人のみを指すらしく、
だから、Dr.Jeckyll & Mr.Hydeの前身は、Lonnie Loveというよりも、
やはりHarlem World Crewだと考えるべきだろう。
で、同じく、そのHarlem World Crewというグループに属していたのがCaptain Rockだ。
'82年リリースの、この"Cosmic Glide"も、"Young Ladies"と全く同じ4人の共作になっている。
Aleemの方は、お馴染みの'84年の"Release Your Self"で、ひとつの頂点に達し、
'85年のSparky Dと、なによりも同年の"Marley Marl Scratch"の影響で、
その後のNIAレーベルはHip Hop色が色濃くなってゆく。
'80年の"Young Ladies"以降、'84年の"Release Your Self"までの間、
NIAを牽引した人物のひとりこそCaptain Rockだったハズなのに、
彼に対する認知度や評価は不当なくらいに低い。
Aleemは後にAtlanticに移籍して、NIA在籍時の作品群は別格扱いのDance Classicsとして評価され、
Marley MarlはPrismを経てCold Chillin'の総帥として君臨し、
Andre "Dr. Jeckyll" Harrellは、Dr.Jeckyll & Mr.Hyde解散後、あのUptownを創設し、
後にはMotownの社長にまで上り詰めたのとは対照的だ。
だからこそ、Captain Rockの12"群は、どれもがレコ馬鹿上級者を中心にマニアックな人気を誇っている。
最も珍盤視されているのは、'86年の"Bongo Beat"だが、
珍しいという部分だけがクローズアップされ過ぎで、内容的には決してベストだと思えない。
客観的に見ても、神クラスな重要盤としては、やはり「アタマの2枚」の出来が突出している。
Electro Hip Hopの名盤として有名な、'83年の"Return Of Capt. Rock"も今やなかなかお目にかかれないが、
まだまだBoogie Funkっぽさバリバリな、この'82年の"Cosmic Glide"は、更に輪をかけて鬼品薄。
ピンピンならゼッタイに2000円以下じゃ売りたくないクラスだね。
"Young Ladies"のようなモロなDisco Rapとも、ズンドコBig Beat系の'80年代半ばのHip Hopとも違う、
数少ないBoogie Funk系Rapとしても貴重だもん。
見送ったら次は無いと思っといて!
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1077405
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=v3dv3Le1ano