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商品詳細

Eddie Murphy - Boogie In Your Butt 12"

販売価格: 1,650円(税込)
US Original, ジャケ在り(Promo Stamp), 軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類

★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★

お待ちど〜さま!の再入荷。

まだまだ有名になる前のEddie Murphy。
US国内を買い付けしている際に、この盤を見つけて買おうとすると、
その店の店主なりディーラーなりに、嘲笑される事が多い(爆)。

そ〜ゆ〜馬鹿ヤロ〜達に、遂にリベンジをする機会が訪れたのは(笑)、
もう20年ほど前のPasadenaのRecord Swapだ。
12"もRare Grooveも、ツボを心得たセレクションで、盤に対する知識も十分持っていそうなんだが、
とにかくプライシングが強気過ぎる、あんまり好きじゃないタイプのディーラーのブースで、
なんとSealed状態のこの盤を見つけた。
買いたいモノは他に1枚も無い(苦)。

「これ幾ら?」
「これだけか?」
「うん、ごめん。」
「なんだ?声ネタでも使うのか?」
「まぁね。」 

自分の他に5人くらい盤を探しているヤツらが居て、そいつらも不思議そうな、
いや、明らかに「おまえ、そんなの買うの?」的な、見下した目を向けてきた。

で、ここからが、「リベンジ劇場」の始まり始まり(笑)。
「ゴメン、これソリがあったらイヤだから、Sealed開けても良い?」
「多少のソリがあってもトレースできるなら買ってもらうぞ。」
「モチロン。で、幾ら?」
「5ドル。」
「ソリがあっても買うんだから3ドルにしてよ。要らんでしょ?こんな盤・・。」
「OKだ。」 

オレ様は手に取った感触で、その盤にソリが無い事を既に見抜いていたけど、
その場でわざわざSealedを開けて、更にこう尋ねた。
「悪いけど、そのTurntableで、実際にPlayしてもらえる?B面だけでいいや。」 

彼が針を置いて、音が鳴って、
10秒以内に、その場にいた全員が、確かに凍りついた「音」を聞いた気がする(爆)。
「ピキピキ」「ミシミシ」と・・(笑)。

「ありがと。大丈夫そうだね。もういいよ。」 
と、そこへ、盤を探していた1人が口を挟む。
「ゴメン、A面も聴かせてくれない?」
「A面はWackだけど、とりあえずRapだよ。」
「ええっ?」 

ディーラーがもう一度針を置いて、音が鳴って、今度はそこで盤を探していたヤツら全員が寄ってきた。
「ちょっとジャケを見せてくれ。」
「オレが5ドルで買う。」
「コレって12"だけかい?」 
矢継ぎっぱやに質問が飛ぶ中、オレ様は「ど〜も。ありがとね。」とだけ言って、
明らかに困った顔のディーラーと、寄ってきたDigger達の輪の外に出た。

リベンジ完了(爆)。
以降、そのディーラーにRecord Showで会うと、必ず彼から挨拶してくれるようになったのが痛快だ。

だけど、この盤を「軽視」しているのは、なにもUS勢だけじゃない。
日本国内でも、この盤を扱っているお店は皆無に等しい。
この盤が使えないと思っている人達に、最後にもうひとつ、「へぇ〜」な小ネタをご紹介しよう。

この曲のProducer、David Wolfertという人は、明るくPopめな、いわゆる「ダンクラ」ものを、
'80年代初頭に幾つかProduceしている。
中でも、歌モノ族に人気の高いHeatの"Just Like You"と、
https://www.youtube.com/watch?v=HXnVJr3uWBE 
逆に、まだまだ過小評価されがちなStephanie Millsの'83年の"Pilot Error"辺りは必聴モノ。
https://www.youtube.com/watch?v=tDmTqEiF7lk

皆さんも、オレ様に「リベンジ」されたりしないよう(爆)、変な先入観や思い込みを捨て、
ご自分なりのお耳とセンスを信じ、「ご自分基準」にのっとって、盤を選んでいただきたいと思うナ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/561036

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=07P538K83iU