US Original, ジャケ在り(右上角Cut在り・小), 青ベタ白音符ラベル,
若干の表面スレ在るが、十分にキレイな部類
超久々、お待ちど〜さま!の再入荷。
大して難が在るワケでもないのに、明らかに相場よりお安く放出!
数々の名作を残してきたDonald Byrdだが、
Jazzそのものでなく、「Groove探究」の一環として彼の作品群を聴くのであれば、
やはり、歴史的名盤と呼ぶにふさわしい、'75年の"Places And Spaces"こそがど真ん中だろう。
http://www.groovaholiks.com/product/7911
それよりも前の'60年代の作品群は、当然ながら、かなりJazz的要素が増し、
更に'50年代の作品群は、さらにスタンダードJazz感ばかりが増す。
Jazzそのものに思い入れが在るという方々は別として、「Groove探究」面からDonald Byrd作品群を捉えるなら、
'69年のこのAlbumくらいまで遡れば十分なような気がする。
この盤くらいまでが、「Groove探究」的には、いわば「ギリ」に「アリ」くらいのレベルで、
ど〜したって、前述の"Places And Spaces"に比べたら、Groove感には欠けるようにさえ思うのだ。
にもかかわらず、この盤に関しても、常に最上級の評価と、
2000円台後半という、申し合わせたような割高なプライシングばかりが目立つのはいかがなもんだろう?
個人的には、若干難アリでも安価な盤だけを狙って買い、
2500円を超えるようならば、ゼッタイに見送るというスタンスこそが妥当なように思うナ。
【仕様はDiscogsでチェック】
http://www.discogs.com/release/1304623
【音はYouTubeでチェック】
http://www.youtube.com/watch?v=7VHCC7GSkvo (Full Album Review)