US Promo, DefJamレーベルPromoジャケ, A面はVGくらいの見た目で表面スレ多し,
B面は軽微な表面スレ在るがキレイな部類
★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★
超久々、5年以上ぶりの再入荷。
ラストチャ〜ンス!
ズルいっ!
"Falling"を初めて聴いた時、そう思った人多いハズ。
"This Is How We Do It"の"Children Story"使いもズルかったが、この曲のズルさは度を越している(爆)。
「ウエッサイの」とか「G-Funkの」とかいうんじゃなく、
押しも押されぬ「Hip Hopの」神Classicとして有名な、"Straight Up Menace"モロ使いだもん。
この曲を使うという事がどれくらいにズルく、どれくらいに重大な事なのかという事を、
制作陣営も、Montell Jordan本人も、
実はちゃんと認識していなかったんじゃないかとさえ思う。
MC Eihtがこの曲で既にキャリアの頂点に達してしまい、
以降の膨大な作品群が全く評価されない傾向にあるのと同様に、
Montell Jordanもこの"Falling"のインパクトが強過ぎて、
以降の作品群が霞んでしまう結果となったと言っていい。
例えば'99年の"Get It On Tonite"なんかは十分に良い出来なのに、
"This Is How We Do It"、"Somethin' 4 Da Honeyz"、"Falling"と、インパクト絶大の曲が続いた為に、
R&B/Hip Hop系ファンの間では、Montell Jordanはこの3曲で早くもキャリアの頂点に達してしまって、
以降は下降ギミと見なす傾向が定着してしまったようにさえ思う。
こじつけがましいかもしれないが、それくらいに"Straight Up Menace"を使うという事は重大な「決断」で、
ウルトラClassicをネタとしてチョイスするのは、セールスインパクトが絶大な半面、
以降の作品群が霞んでしまうという、いわば「諸刃の剣」なワケだ。
で、この"Falling"の魅力の大部分は、"Straight Up Menace"モロ使いという点に尽きるのだから、
そもそもRemixなんて必要ない。
やるならほとんどイジらないくらいのRemixにするか、もしくはRemixワークに定評がある人間を起用して、
話題性を狙うかしかチョイスが無い。
だからこそ、Flesh-N-BoneのRapを加えただけのRemixと、
歌モノRemixの神であるTeddy RileyのRemixなんだろうと自分的には分析している。
神様Teddy Rileyにとってさえ、"Straight Up Menace"のカベは大きく、
結果としてそれを上回るRemixにはなっていないが、
Teddy Rileyだからこそ、ここまでやれたという見方だってできるハズだ。
神的Remixerが、禁じ手なハズのRemixに挑んで、
Originalを上回れずとも、それでもなんとかキッチリ仕事をこなしたからこそ、この盤には意義がある。
この盤が入手できなければ正規盤はマストだが、
この盤を入手してしまえば、正規盤は持つに値しない。
大きくイジらないRemixと、神様Teddy RileyのRemixという、
これ以上はあり得ない手法で無理難題に挑んだ、素晴らしい盤だと断言できる。
もっともっと評価されて然るべきだよな・・。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/2745809
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=RJLS9O37HIc (PV : Fresh-N-Bone Remix)
https://www.youtube.com/watch?v=EsIVtEy5-PQ (Teddy Riley Remix)