US Original, ジャケ在り, 若干の表面スレ在るがキレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
実はKurtis BlowのAlbum群というのは意外と侮れない。
この盤にもヤバイのが入っている。
Run-DMCが客演した"8 Million Stories"じゃ無いし、日本でもお馴染みの"Basketball"でも無い。
ちなみにこの2曲にはBack VocalとしてAlyson WilliamsとAuddrey Wheelerも参加しているが、
ポイントはそこでも無い。
US盤では12"が出なかった"Under Fire"がヤバイのよ!
Lisa Lisa & Cult Jam、UTFO、そして自らのメジャーデビューによって、
本格的にその名を轟かせる直前の、Full Forceがこの"Under Fire"を提供している。
手元に盤が無いので詳細に説明できないのだが、
Full Forceは既に、Kurtis Blownの'83年のAlbum、"Party Time"にも絡んでいて、
表ジャケにも裏ジャケにもFull Forceのメンツが確認できる。
いわば、Kurtis Blowの親衛隊みたいなノリだったんだろうね。
Kurtis Blowも出演した'85年の映画"Krush Groove"には、チンピラ役でFull Forceが出てくる事も有名。
つまり、'84年〜'85年くらいにかけてのFull Forceの目覚ましい躍進ぶりは、
Kurtis Blowによる口利き無くしてはあり得なかったって事。
Full Forceが表舞台に出る事ができなければ、Lisa Lisa & Cult JamのHitも、UTFOのHitも無かったワケで、
そう考えると、Full Forceを表舞台に引き上げたKurtis Blowの功績は非常に大きいと言えると思う。
同時に、それまでのKurtis Blowの、どちらかといえば「ヤワな」印象からは、
想像もつかぬほどStreetフレイバーに溢れた"Under Fire"は、Full Force無しではありえなかった。
そんな「Win-Win」の「相乗効果」をこれほどまで実感できる曲も珍しい。
さらにさらに、Full Forceが"Under Fire"を作る際に、明らかにそのテイストをパクったと思われるのが、
'83年のArthur Baker Produceの神Classicであるコレだ。
https://www.youtube.com/watch?v=kbTv8EBQqAE (Freeez "I.O.U")
マスト!
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/124950
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=9PkzIASKsUk (Under Fire)