US Original, ジャケ在り(美), B面に軽微な表面線スレ1本在るが十分キレイな部類
★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★
超久々、6年半ぶりの再入荷。
Native Tongueの中でもJungle Brothersが若干異質なのは、
初期に"I'll House You"をHitさせちゃった為か、常にClub寄りなスタンスに対して一番意欲的だった点だ。
De La SoulもClub寄りのスタンスを打ち出した時期が在ったが、De La Soulのそれは、
それでもキチンとHip Hopという枠の中に留まっていた為に、Hip Hopファンからの支持を失わなかった。
対してJungle Brothersのそれは、完全にHip Hopという枠からハズレてしまっていた為に、
Hip Hopファンからの支持を得られなかったように思う。
Hip Hopが好きで、初期のJungle Brothersが好きという人でも、
やっぱり"I'll House You"なんか好きなワケないのである。
結局、そのClub寄りなスタンスこそがアダとなって、'90年代末期にリリースした"V.I.P"は、
十分に一般ウケした一方で、Hip Hopフィールドからの支持を完全に失う決定打となってしまった。
この盤に収録された"Doin' Our Own Dang"も、多分にClub寄りではあるんだが、
De La Soul、Q-Tip、Monie LoveとNative Tongue一派のバックアップもあって、
これくらいならHipHopとしても十分すぎるくらい評価できる。
そのうえ、カップリングの"U Make Me Sweat"は、意外なくらいに直球勝負な、
"Dance Floor"を弾き直しただけというトラックが逆に新鮮。
聴き飽きてるほどのネタなのに、「ジャンブラ節」とも言うべき独特なRapと相まって、
Originalよりも「黒さ」が増してるように感じるくらいだ。
そんな絶頂期にあたる作だけに、もっともっと再評価されまくっていいと思う。
ど〜考えてもお買い得よん!
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/998172
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=dMz-sivTZ78 (U Make Me Sweat)