US Original, ジャケ在り(シュリンク+ステッカー), Originalインナー, 出来かけニキビ在り,
僅かな表面スレ在るが非常にキレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
アナタがどれほどHip Hop/R&Bに詳しくとも、
この盤をちゃんと持ってて、愛用・愛聴しているなんて事はまず無いだろ〜し(爆)、
なにより、この盤がヒジョ〜に重要な「傑作」である事を認識している可能性は、
ほぼゼロと言ってもいいだろう。
'89年のデビュー以降、3年ほどの間は、Single Cut作がどれも大当たりして、
一躍「時の人」となったワケだが、
このAlbumが酷評され、このAlbumからのSingle Cutもことごとく売れず、
一気に人気が陰りが出てしまってマイナー落ちした。
Heavy DやKwame辺りと同系列視されるが、
今なおHeavy DやKwame関連作が根強い人気を誇っているのに、
Redhead Kingpinの12"群は、今や完全に「過去の遺産」として無視される傾向の方が強い。
正直、ウチのお店でも、彼の12"群にはほとんど興味は無い。
だが、「ならでは」的に、このLPは、目ウロコ系の破壊力を持った隠れた「傑作」だと言い切れる。
相変わらず、当時の世相を反映した、ガチャガチャ感とチープ感は否めないものの、
大Hitした1st Albumよりも遥かにバランス感に優れている。
12"化された"We Don't Have A Plan B"、"It's A Love Thang"、"3-2-1 Pump"の3枚が、
全く「記録」にも「記憶」にも残らなかったのは、
そのいずれの12"もが、「やり過ぎ」感バリバリのRemixだったからで、
このAlbumが、Redhead KingpinのSelf Produceだったがゆえの、Remix群における「勇み足」が、
残念ながら彼の「ヘッドライナー」としての息の根を止めてしまう結果となった。
世の中的には、ちょうどLPからCDへの大移行期だったが、
Hip Hop/R&Bはむしろ、それに逆行するカタチで12"こそがメインフォーカス化し、
その12"の評価が、そのままCDセールスに反映される傾向が強かった。
この2nd Albumからの12"群を「失敗した」Redhead Kingpinは、
12"も売れない、当然CDも売れない、CDに比べ少量プレスのLPはもっと売れないという「三重苦」で、
一気にスターダムの座から転げ落ちてしまったワケだネ。
最もオススメしたいのは、クズ12"として有名な(爆)、"It's A Love Thang"のLP Vers。
Remixを聴いてから、下のYouTubeのリンクからLP Versを聴いてごらん。
KCの"Do You Wanna Go Party"ネタというチープさが気にならないほど、
R&B感溢れる仕上がりに驚くハズ。
モチロン12"には収録無し。
節操のカケラも無い(爆)、まさかの"Let's Groove"使いの"3 2 1 Pump"も逆に新鮮。
前述のようにCDへの大転換期にあたる'91年のLPなんで、音質的には「ペラッペラ」だけど、
そこは各自の「調整」でカヴァーされたし。
ゼッタイのオススメ「穴盤」だよっ!
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1055440
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=H5ib1xP-if4 (It's A Love Thang LP Vers)
https://www.youtube.com/watch?v=yhMqqvA6w-0 (3 2 1 Pump PV)
https://www.youtube.com/watch?v=b-4hNwZecO4 (We Don't Have A Plan B PV)
https://www.youtube.com/watch?v=kuwOwRGFm10 (Get It Together PV)