US Original, ジャケ在り, abc-BlueThumbプレス, abcレーベルインナー,
軽微な表面スレ在るがごく普通の中古盤レベル
SOLDにつきRefill。
再入荷分もコレにてラストワン!
アメリカという国は、良く言えば寛容、悪く言えば鈍感で、
どう考えてもおかしいだろ?という安価で盤を買える事が少なくないので、
多分オレ様は死ぬまでアメリカで盤を買い続けるに違いない。
ここ数年であらためて気付いたんだが、そんな傾向がモロに表れているのは、
実は日本人には昔からウケの良い70年代のJazz Fusionモノだ。
この盤などはその典型的な例で、買付けに出掛ければ必ず10枚やそこらは見かけるし、
プライス的にも圧倒的に安い。
ネタに使われているからという理由だけで(その曲だか知らん・爆)、
3000円台のプライシングをしているケースを実際に目撃した事もあるけれど、
日本国内のレコ屋の平均的な売り値は1200〜1500円という感じ。
他の盤に比べて割安感があるうえに、内容はRare Grooveの延長としても使えるような仕上がりなので、
サクサクと売れてる印象。
一方で相変わらずCrusaders="Street Life"という「思い込み」は日本国内に根強いのだが、
その"Street Life"のUS Promo 12"は、US国内でも品薄なうえに確実に$20以上はする。
"Street Life"を$20で仕込んで日本で4000円で売れたとしても、
恐らくそんなチャンスは年に1回か2回しかない。
じゃあ、あえて、このAlbumを$2くらいで買って1100円くらいで売るのはどうだろう?
この盤に$2払うつもりなら、恐らく1年間で10枚やそこらは楽に仕込む事が可能だし、
1000円ちょっとくらいならスカ売れしてしまう事は前述のとおりだ。
他のコストは一切考えずに単純計算すると、1枚あたり確実に900円は儲かるんだから、
1年間10枚で9000円、半分しか売れなくても4500円は稼げる。
対して、"Street Life"の12"狙いだけで、1年で9千円の利益を上げるのは難しい。
4500円稼ぐことさえかなり大変だろう。
こ〜ゆ〜考え方を出来るかどうかが、「これから」のレコ屋の「価値」を決めていくワケだと思う。
この盤に収録された人気曲 "Sweet N' Sour"や"I Felt The Love"なんかを聴いてみたまえ。
この盤がしかも1100円で買えて、"Street Life"の12"が4000円するのなら、
よほどのバカじゃない限り、どっちが割安なのか間違えねぇ〜でしょ〜に(爆)?
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/811219
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=S6riHGD87-w (I Felt The Love)
https://www.youtube.com/watch?v=k_QtTV_G2kY (Sweet N' Sour)
https://www.youtube.com/watch?v=eQWKqsGKauY (Free As The Wind)