US Original, ジャケ在り(シュリンク/内側にテープ痕在り), 2836ML,
A面はVG+くらいの見た目で表面線スレ複数在るがキレイな部類,
B面はVG-くらいの見た目で細かい表面スレ多いが普通の中古盤レベル
超久々、3年半以上ぶりの再入荷。
Motownの「商法」には、大手、老舗、名門とは思えぬ、
えげつなくてモラルに欠ける姿が見え隠れするような気がする。
Epicから本格的にソロとしてデビューしたMichael Jackson人気にあやかって、
'80年代に入ってから彼の幼少期の作を再プレスしたように、このTeena Marieのベスト盤が出たのも、
彼女がEpicに移籍し、'84年の"Lovergirl"がHitした後の'85年だ。
しかも、"Greatest Hits And More"と題されたドイツ盤では、
このベスト盤に加え、未発表曲まで収録されている。
https://www.discogs.com/release/1984472
既に移籍したArtistであっても、金になるなら何でもアリという、モラルに欠ける姿勢こそが、
'80年代、'90年代と、年を追う毎に看板Artistが流出し、
Motownが崩壊への道を辿っていった、一番の原因だったやもしれない。
ただ、この盤、内容の方は、まぁ、Motown時代のベスト盤として十分なんだが、
やっぱりと言うか、当然と言うか、プレスの枚数自体は少なかったようで、
今となってはなかなかお目にかかれない。
スペア用としても、「トリビア」のネタとしても、持ってて損はしないブツだったところに、
彼女が2010年に急逝してしまった影響が加わって、最近では既にプレミアム盤化しつつある。
今やUniversalという大企業の傘下にあるMotownが、またも「便乗商法」的に、彼女の死をないがしろにして、
この'85年のベスト盤を再プレスしたりしない事を願いたい。
自分もMotownの過去の愚行を見て、我が振り直すつもりで、
この盤に「変な」プレミアムを付けず、皆さんにご提供しようと思う。
R.I.P Lady T.
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/3820979
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=1TFNwBk-yoU (I Need Your Lovin')
https://www.youtube.com/watch?v=zLM7KjSMVoc (Square Biz)
https://www.youtube.com/watch?v=fsMufW_yAps (It Must Be Magic)