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The Joneses - Sugar Pie Guy 12"

販売価格: 1,320円(税込)

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US Original, ジャケ在り(シュリンク), 軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類

お待ちど〜さま!の再入荷。
一気に品薄化しちゃったので焦るべし!

超超超超超超超超超超超超超超超オススメの1枚っ!

この盤が長らく過小評価されてきた理由はハッキリしている。
'74年のHit曲であり、このグループの代表作でもある"Sugar Pie Guy"を、
'83年にセルフリメイクしたこの盤よりも、「Chocolate風味」に溢れる甘さたっぷりの'74年Versの方が、
どうしても一般ウケしやすいのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=3e_TbkKLU04 (Sugar Pie Guy)

この曲の作者であるGlenn Dorseyは、この'83年盤でも中心的役割を担ってはいるが、
'74年Versを録音した際のメンバーからなるThe Jonesesは既に'75年に解散しており、
その後は、このGlenn Dorseyが、レコーディング毎に寄せ集めたメンバーがThe Jonesesを名乗ってきた。

一般的に広くThe Jonesesとして認知されているのは、'74年から'75年にかけての短い期間に録音された、
当時のLead VocalistだったHarold Taylorによるバリトンが聴ける作品群だけだ。
つまり、Harold TaylorのバリトンVocalこそがThe Jonesesのトレードマークだったと言える。

だから、MFSBのバックアップを受けて制作された、Philly丸出しな'77年のAlbumも、
この'83年Versの"Sugar Pie Guy"も、グループの最重要人物であったGlenn Dorseyは参加しているものの、
既にHarold Taylorが居ないのであるから、The Jonesesではない。
Glenn Dorseyにしてみれば、自分こそがThe Jonesesを名乗って然るべきだという自負があったのだろうが、
世間一般にはThe JoneseといえばHarold TaylorのバリトンVocalという認識と印象が強く、
その意識の「ズレ」が、The Jonesesが'75年以降、Hit作らしいHitを産めず、
常に過小評価されてきた最大の理由だろう。

そうして長年過小評価されてきたこの'83年Versが、ここ数年の間に急激に再評価されるようになった理由も、
実は簡単に説明が付く。
リリースから既に40年近くが経過した事によって、'74年Versを耳にする機会は大きく減り、
'74年Versを知らない世代こそが多数派となってきたのである。

'74年Versを知らずに、たまたまこの'83年Versを初めて聴いた人達には、
この盤がModern Soul/Boogieとして、もしくはもっと単純に、Dance/Disco Classicsとして、
十分過ぎるくらいに良く出来た秀作だと感じるに違いない。
MixはTee Scottだしねっ。

つまり、'74年Versと比較される事無く、完全な「別モノ」として聴けば、
この盤だって十分にインパクトのある、広く一般にアピールできる仕上がりだと断言できるワケさ。
そう、ほら、Jimmy Castorの"It's Just Begun"のOriginal Versと'83年Versが、
今では各々、「別モノ」として評価されるようになったのと同じ発想だ。

今後、更に、'74年Versと'83年Versは「別モノ」だという認識が進めば、
この'83年盤に対する評価はますます高まってくるだろう。
今のうちにキッチリ押さえときましょ!

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1422033

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=3HK4Ya8mJEU


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