US Original, Salsoulレーベルジャケ(端スレ在り),
VG-くらいの見た目で特に盤端に細かい表面スレ多し, A面の出だしビートレス部分はチリ・プチ音頻発
お待ちど〜さま!の再入荷。
音の出ちゃうスレ在りの為、通常価格からほぼ1000円値下げして放出!泣
チャ〜ンス!
自分にとって、Larry Levanと言えば、この曲を上回るモノは無い。
同時に、当時の新宿を振り返る時に、真っ先に思い浮かぶのは、やっぱりコレだ。
当時の新宿の大箱Discoは、チャラいアミューズメント的Discoばかりだったが、
それでも、踊り好きの「自称ダンサー」は大勢居た。
その頂点に君臨していたS師、その一番弟子であるO氏が、頻繁にShow Timeに使用したこの曲は、
新宿のダンサー達にとっては、いわば神「テーマ曲」だったと言って良い。
Larry Levanなのに、いわゆるClub/Discoモノとしては、ハデ過ぎるしラディカル過ぎる為に、
当時の一般的なDiscoでは敬遠されがちだった一方で、
Original Versの持つゴツゴツ感とは、比べモノにならないほどにスムーズに仕上がっている為に、
B-Boy文化が世界的流行を迎える頃には、この'83年Mixは単なる「Disco」というレッテルを貼られて、
隅っこに追いやられてしまった感が強い。
当然ながら現行のRare Groove的でもない。
よ〜するに、Disco現場からは敬遠され、StreetからはDisco的だと言われてきた、
ヒジョ〜にマレなブツなんである。
実際に、この曲は、当時でさえ新宿以外のDiscoでは、ほとんど耳にしなかったし、
その後も、Larry Levan仕事でありながら、Disco/Club Classics的評価は得られなかった。
だが、今聴いても、心躍る。
みんなで楽しくぱ〜り〜しよ〜ぜ!盛り上がろ〜ぜ!というのではなく、
なんと言おうか、よ〜っしゃ、やったるでぇ!的な「闘志」が湧いてくるような、そんな感じだ。
で、2000年以降くらいになってから、ついに、この'83年Mixも、再評価されるようになってきた。
Original VersはBreak/Rare Groove史上に残る名盤だが、
この'83年Mixは、Original Versの単なるRemixという捉え方ではなく、
Original Versとは完全に「別モノ」であって、
"It's Just Begun"という曲は、2曲存在するんだというくらいの理解をしておくべきだ。
そう、つまり、この'83年Mixは、2000年以降で「別モノOriginal」としての認知が進んだ事によって、
激しく再評価の対象となったワケだ。
過去に、何度も何度も、この盤は今後も価格上昇が続くよと警告してきたが、
'99年のUnidisc再発後も、'04年のSuss'd再発後も、
この'83年盤の価格は下がるどころかジワジワと上昇を続けてきた。
US国内でも$15以下では買えない盤となってしまい、中心価格帯は$20から$25という感じ。
状況が改善しそうな兆しは全く無く、このまま2000円半ばくらいを底値に、
3000円近辺での高止まりが続きそう。
一刻も早いGetをオススメしたいネ。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/239045
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=K90VcEu6TR4 (It's Just Begun - Larry Levan Mix)