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Mary Wells - Gigolo/Let's Mix It Up 12"

販売価格: 1,540円(税込)

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US Original, Sealed!

お待ちど〜さま!の再入荷。
メッキリ見かけなくなっちゃったよなぁ。汗

へへ〜っだっ、今頃大騒ぎしたって遅いっちゅ〜のっ(爆)!
'90年代終盤から2000年代序盤くらいまで、この盤は全く入手に困らなかったし、
万年安レコ的な扱いを受けていた。
「First Lady Of Motown」と呼ばれ、'60年代初頭に活躍した彼女は、'65年にMotownを去って以降、
幾つかのレーベルを渡り歩いた後に一旦音楽業界からリタイアする。
で、この"Gigolo"で復帰するわけだが、Disco/ClubチャートではHitを記録したものの、
この曲が収録されたAlbumは全く売れず、
結局彼女は、世間一般からは、「過去の人」というレッテルを貼られ、
この盤も、「過去の人」による最後の「単発花火」的だという評価が定着してしまう。

さて、Groovaholiksが'90年代後期から、この盤をオススメしてきた理由は、
実はA面の"Gigolo"に注目したからではない。
粘りまくるBassが印象的なB面の"Let's Mix It Up"こそが、'80s Funkの隠しダマ的にオイシイと考え、
A面の"Gigolo"も含めて、内容が良いにも関わらず不当に過小評価されている、
「割安」な、お値打盤だと判断したからだ。

案の定、B面はお客さんにもウケが良かったが、当時は、A面が「Discoすぎる」と指摘されるケースが多くて、
サクサク売れるワケでは無かったものの、安価でシコシコと、ストックを切らさず売り続けたのを覚えている。

'05年くらいになって、世界的なDisco再評価ブームのお陰で、そんな状況が一変する。
あれほどウケが悪かったハズのA面の"Gigolo"が、ムチャクチャなくらいに高/好評価されるようになるのだ。
本格的なインターネット時代が到来したお陰で、この"Gigolo"が、
実はあのMizell Brothersによる、ほぼ最後のSky High Productionsモノだという事が、
世間一般に幅広く知られるようになると、あれだけ余りまくっていたハズのこの盤が、
遂にはジワジワと品薄化し始めたのである。

この"Gigolo"の12"のリリースは'81年だが、
"Gigolo"が収録されたAlbumは、既に'79年には完成されていたらしく、
Sky High Productionsモノが'80年代にはほぼ存在しない事と併せて考えると、
この曲も、実は'79年にはほとんど仕上がっていた可能性が高いという指摘もあるようだ。
う〜ん、鋭いね(笑)。
確かに、この曲は'81年モノとしては若干Disco寄り過ぎる気もするし、'79年モノと言われた方が、
逆にしっくりとくるような気もする。

だけどさ、オレ様はもっと鋭いぜ(爆)。
"Gigolo"には、Merry WellsがRapがするパートが入ってるじゃないか!
最初のRapレコードとされるPaulett Winley & Tanya Winleyの"Rhymin' And Rappin'"は'79年なのだ。
って事は、Rap入りのこの曲が、'79年に完成していた可能性はほぼゼロだ。
下地は'79年に出来ていたかもしれないが、やっぱりこの曲は'81年に「仕上げられた」、
最後のSky High Productionsモノだと、個人的には信じている。
早めに買っとかないと、今度こそ、盤が絶滅しちゃうかもしれないぞっ!

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/562677

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=ngpNfPOqiRA (Let's Mix It Up)
https://www.youtube.com/watch?v=yFJzjVfkQX4 (Gigolo)


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