商品詳細

Parliament - Agony Of Defeat 12"

販売価格: 1,980円(税込)

商品詳細

US, Promo Only, Casablancaレーベルジャケ, Single-Sided!,
軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類

★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★

超久々、4年ぶりくらいの再入荷。

2000年代に入った頃から、当時もまだまだUS国内でしょっちゅう行われていた、
P-Funk All StarsのLiveに関する酷評が目立つようになってきた。
伝説のFunk Bandであるハズなのに、そのLiveを見て失望したという声が、特に若い世代中心に多いのだ。

全盛期でさえ3時間台のLiveがアタリマエで、そのグダグダっぷりに飽きる人達が少なくなかったのだから、
2000年には60歳になっていたClintonが、タイトなLiveなんかやれるワケが無い。
自分は'90年代に、P-Funk All StarsのLiveを、日本とUSで1回づつ見たが、2度ともグダグダに長ったらしく、
最後まで見ているのがツラかった。
さすがに2000年代に入ってからのLiveは、時間的にも縮小されたようだが、
それでもグダグダ感満点だというのは想像に難くない。
失望するのがアタリマエで、むしろ、何か素晴らしいモノを期待をする方がおかしいのだ。

いや、P-Funk All Starsに限らず、Soul/Funk系、中でも'80年代前半にピークを迎えていたようなArtist達の、
2000年代以降のLiveというのは、どれもがほとんど、褒められるような内容であるハズが無い。
既にRecording Artistとしてのキャリアを終えた、そ〜ゆ〜Artist達にとって、
過去のHit曲の認知度と支持率を頼ってLiveをする事だけが、小銭を稼ぐ唯一の手段だからだ。
そ〜ゆ〜Artist達のLiveは、単に昔を懐かしみたいファンだけが行くべきであって、
そこにArtisticなモノなど期待すべきではない。

2010年に、久々に来日したCameoを見たが、もともと全く期待しないで行ったので意外にも楽しめた。
楽しめたが満足したワケではない。
とっくに全盛期を過ぎたBandを見に行くのだから、Live的に満足なんかするワケないのだ。
よ〜するに、Cameoを見に行くという行為は、CameoのLiveの内容を期待して足を運ぶのではなく、
Cameoの作品群を心から愛しているがゆえに、その彼らが未だにPerformする姿を称えに行くだけだ。
つまり、ファンの一人として、今まで、自分の人生に多大な影響を与えてくれたArtist達に、
感謝の意を示す目的でLiveへ出掛けるのが「正しい」のであって、
金を払った分に相応するPerformanceなんか、むしろ期待すべきじゃないのだ。

P-Funk All Starsにしろ、Cameoにしろ、Liveに出掛けたところで、
そのPerformanceに満足できない理由が、もうひとつある。
それは、過去の作品群そのもの、つまり、スタジオ録音されたモノの方が、
Liveよりも常に、確実に、圧倒的に素晴らしい事だ。
Liveで見るという迫力や昂揚感は、スタジオ録音された作品群とは比較にならないが、
Performanceそのものは、スタジオ録音された作品群の方が、よっぽど完成度が高いというケースが多い。
Cameoの作品群は、今も昔も自分にとっては別格な愛聴盤が多く、ゆえにLiveじゃ満足できなかったりするが、
それでもそこそこ楽しめるし、何よりも彼らを称える為だけに足を運びたいワケだ。

じゃあ、P-Funk All Starsはど〜なのか?
オレは、たとえ彼らを称える目的であったとしても、2度とP-Funk All StarsのLiveには足を運ばない。
そこそこ楽しめるCameoと違い、P-Funk All StarsのLiveは、
いわば、金を払って拷問を受けに行くよ〜なもんだ(爆)。
2000年代以降、特に'05年くらいから、全てのP-Funk All Stars関連の作品群のステイタスが、
本拠地であるUS国内でも、昔っから根強い支持を得てきたUKや日本でも、
急激に、大幅に、失墜してしまったのは、とにもかくにも、
P-Funk All Starsの2000年代以降のLiveに関する酷評が影響しているように思う。

しか〜っし!
P-Funk All StarsのLiveは「拷問」だったとしても、
彼らの過去のスタジオ録音作品群の素晴らしさは、今も昔も全く変わらない。
そこを見誤っている人達があまりに多い。
Funkaにせよ、Parliamentにせよ、BridesやParletにせよ、作品群そのもののステイタスは、
1ミリたりとも失墜するいわれのない、問答無用の鬼Classic作ばかりだ。

中でもParliamentのUS盤12"群は、Promo止まりなモノばかりで、
しかも、Album収録Versとは違うテイクを搭載しているモノも多い。
この"Agony Of Defeat"も、Album Versの尺は6:23だが、このUS盤12"の尺はなんと9:05で、
それも単に「延ばした」だけではなく、展開自体がまるっきり違う。
尺が長いとはいえ、Liveのようなグダグダ感も無い。
You Tube上に12"Versの音源が無い事からも、
今となっては、この12"の重要性をキチンと認識している人達が、
世界的にも少なくなってしまっている事がうかがえる。

最後にもう一度念を押しておこう。
その全盛期には、Liveにこそ定評があったP-Funk All Starsは、
実はLiveではなく、スタジオ録音作品群こそが素晴らしい。
とっくに本国じゃ稼げなくなってるGeorge Clintonの来日頻度が、近年、増している事が何よりの証だべ?
US盤12"群は片っ端から買いまくるべし!
皆さん、キチンと認識を改めてほしい。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1893435

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=-Iw-SZwGYu4 (Long Vers!)


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内