US Original, ジャケ在り, 若干の表面スレ在るが十分キレイな部類
超久々、4年ぶりくらいの再入荷。
LAの友人を介して、まだBNHに加わる前のN'dea Davenportと知り合ったオレ様は、
HollywoodのN'Deaのアパートで、Delicious Vinylの創設者Michael Rossにも会った事がある。
確か'89年だったと思うナ。
'89年はDelicious Vinylにとって、Tone LocとYoung MCの大Hitにより、
一気にシーンの注目を集めた記念すべき1年だった。
当時のN'DeaとMikeにとって、日本といえば、なによりも坂本龍一と黒澤明の国で(笑)、
そこから来た20代の若造が、Hip Hopを知っている事が不思議でならなかったらしい。
Mikeは、日本でHip Hopがどれくらいのブームになっているのかを、オレ様に真剣に尋ねていたのを思い出す。
「Tone LocとYoung MCは日本でも流行っているのか?」
「日本では他にどんなHipHop Artistが人気なのか?」
オレ様がその時、Tone LocとYoung MCよりも、Def Jefの方がよりHip Hop的だし好きだと言ったら、
何度も「Interesting」と繰り返していたのが印象的だった。
「ほら、N'Deaにサインを貰ったんだよ」と言って、オレ様がその時に持参していた、このDefJefのAlbumを見せると、
(BNH参加前に、N'DeaはDefJefのAlbumにも、Tone LocのAlbumにもVocalistとしてFeatされている)
その場でN'Deaの家の電話を借り、どこかへ電話し始めた。
「Def Jefをつかまえて、ここに来るように言おうと思ったんだけど留守だったよ・・・」
その後のMikeとDelicious Vinyl、N'DeaとBNHの大躍進ぶりは説明不要だろう。
'89年だからこそあり得たあの夜の事は忘れない。
だから、言うまでも無く、このDef JefのAlbumは、オレ様にとっては特別な1枚なんである。
あの時Mikeに話した、Def Jefの方がよりHip Hop的だというオレ様の発言は間違っていなかった。
今ではTone LocやYoung MCよりも、初期Delicious Vinyl産といえば
、Def Jefの作品群こそがHip Hop Classic視される傾向にある。
若干キャッチー過ぎるネタ使いもあるが、それでも'89年モノとしては十分過ぎるほどの秀作だと思うナ。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/315899
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=0ygU0m0EXN4 (Droppin' Rhymes On Drums PV)
https://www.youtube.com/watch?v=XAeo86s93UE (On The Real Tip)
https://www.youtube.com/watch?v=LjxHsq0AEbM (Poet With Soul)
https://www.youtube.com/watch?v=Dl4b_8ZmPX0 (Give It Here PV)
https://www.youtube.com/watch?v=Ayc-vEiX2a4 (Black To The Future PV)
https://www.youtube.com/watch?v=izs-8ENo99s (Do It Baby)
https://www.youtube.com/watch?v=pDUnVqEhl-U (God Made Me Funky)
https://www.youtube.com/watch?v=_ZRp0bh-aZw (Downtown)
https://www.youtube.com/watch?v=yvL4_7UHHTk (Just A Poet)