US Original, ジャケ在り, 若干の表面スレ在るが十分キレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
このAlbumをOzoneのトップピックとして挙げる人は、要はMichael Love SmithがメインVocalを務め、
さらにはProduceをも手掛けているってところに重きを置いているんだろう。
対して、'81年のAlbumをトップピックとする人は、
やっぱり、Albumの半分をTeena MarieがProduceしたという点に惹かれるワケだ。
そもそもOzoneの「立ち位置」は、MotownのHouse Band的な、いわゆるInstグループであり、
だからこそProducerのさじ加減が大きく仕上がりを左右する。
Michael Love SmithとTeena Marieのどちらが、Motownをレペゼンする存在だったのか、
いやいや、もっと単純に、Michael Love SmithとTeena Marieのどっちが好きかによって、
この2nd Albumと'81年の3rd Albumに票が割れるワケだ。
Ozoneに、そしてMotownに、「Soul」を求めている人達は、Michael Love Smith主導の、
この2nd Albumこそを評価する傾向が強く、しかも、その傾向はここ10年くらいで特に鮮明になってきたように思う。
しかし、Ozoneは「'80年代の」MotownのBandであるって事を忘れちゃいかん。
'80年代初頭のMotownを牽引したのは「Soul」ではなく、
Rick JamesやTeena Marieに代表されるような「'80s Funk」なのだ。
ならば、Ozoneに、Motownに、「'80s Funk」を求める人達が、
Teena Marie主導の'81年の"Send It"こそを好む事は、十分に理にかなっている。
今やこの"Jump On It"と"Send It"は、双方共にOzoneの頂点作として認知されてはいるが、
もう少し冷静に見れば、この"Jump On It"は「過大評価」されぎみで、
一方、"Send It"は「過小評価」されぎみのように思える。
Groovaholiksのトップピックはあくまで"Send It"だが、
だからこそ、この"Jump On It"の方は「相対的に」「割安に」プライシングしている。
内容が悪いワケでは決してなく、あくまで好みの問題であり、
とにかく、トップピックの一角が割安に買えるんだったら、別に難しい話はど〜でもいいわね(爆)?
ちなみにコレ、正規盤以外に、確認しただけでもPromoのラベルは3種類もある。
そのワリには正規盤自体のプレス枚数が少ない気がするけど・・。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/4550437
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=wtaHUVF1IGE (Rock And Roll, Pop And Soul)
https://www.youtube.com/watch?v=Dilp8NvUe64 (Mighty-Mighty)
https://www.youtube.com/watch?v=ZM0rcEIJy0w (Jump On It)